Phase.3 セットアップエージェントを作る(『スタパライフ』 Ver 1.01)

 Chapter.11 フォームの作成

 いよいよ、セットアップエージェントの作成開始です。最初に、既存資産を流用するか新規で作るか決めなければなりませんが、そう難しくは無いので一から新しく作ってみましょう。どのみち設定項目はそう多くありません。まずは、AirDesignerを起動し、『新規』→『フォーム』→『Delphi Form』を選択します。このモードだと、フォーム+スクリプトを編集することができます。


 新しい、まっさらなフォームと基本となるスクリプトが作成されました。後はこれに肉付けしていきます。
 まずは必要な部品を画面上に貼り付けていきます。AirDesignerのタブ型ツールバー上のオブジェクトをクリックし、フォーム上でもう一度クリックするとそのオブジェクトがフォームに張り付きます。オブジェクトの名前は、ユニークになるように初期値が設定されていきますが(テキストボックスならEdit1,Edit2……等)、スクリプト内部から参照するオブジェクトは分かりやすい名前を付けたほうが便利です。
 これまでに決めた三つの設定項目は、それぞれ以下のようなオブジェクトを使用し、また名前もこのように決めました。

設定項目 使用するオブジェクト 名前
新規取得時にブラウザの自動起動をするかどうかの選択 チェックボックスchkAutoBrowserOpen
巡回先URLの入力 テキストボックス txtURL
ローカルログの位置の表示 ラベル lblLocalLogFileName

 これ以外にも、設定内容を保存する指示を出すためのボタン、キャンセルして終了するためのボタンも必要です。また、少し色気を出して、作者のウェブページへジャンプするためのボタンも付けてみることにします。ADSによるエージェントの配布が定着すると、訪れる人も少なくなりそうですね……。

機能 使用するオブジェクト 名前
キャビネットへ登録する プッシュボタン cmbOK
設定内容を保存する プッシュボタン cmbSave
設定を保存しないで終了する プッシュボタン cmdExit
作者のウェブページへジャンプする プッシュボタン cmdJump

 必要な部品は、とりあえずこんなものです。ついでですから、普通のアプリケーションの『ヘルプ』→『バージョン情報』にあるような情報も、この画面に貼り付けておきましょう。エージェントのバージョンや作者名などですね。

 以上のような情報をフォーム上に配置していくと……このようになりました。この後は、エージェントの起動時・終了時の処理、各オブジェクトに対する操作(文字の入力やボタンの押下など)を行った時の処理などを書き込んでゆきます。『スタパライフ』エージェントのプロパティエージェントは、画面上の動きはほとんど無いので、フォームの起動時の処理、4つのボタンを押した時の処理を記述するだけで完成するようになっています。